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ナローマルチビームによる調査
ナローマルチビーム測深機による測深では、音響ビームを扇状に照射し、クロス合成された鋭い音響ビームを使うことにより一度に多数の水深を面的に取得することが出来ます。この技術により、海底地形や水中構造物等を詳細に確認することが可能になりました。
ナローマルチビームの特徴
- Sonic2024 特徴
- ・高分解能浅海測深から中深海エリアの測量に対応
- 400kHz(高分解能0.5×1.0°)〜200kHz(実用400mレンジ)
- ・変更可能なスワッス幅
- コントロールソフトウェアによりフィールドで任意にスワッス幅を160°(高効率測深)〜10°(高密度測深)
- に変更可能
- ※スワッス幅変更しても1スワッス内のビーム本数は256本のままです。
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高効率測深 159°(最大160°)
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高密度測深 60°(最小10°)
ナローマルチビームによる調査事例
- シドニー湾(水深26m)に沈む沈船
- 岸壁基礎部分
- 捨て石
ナローマルチビームを構成するシステム
- 慣性GPSジャイロ (POS MV)
- GPSと慣性センサで0.005°のロール、ピッチ、方位精度を実現し、測量精度を飛躍的に向上!
- CARIS HIPS&SIPS
- 高性能な測深データを品質を損なうことなく、高精度かつ効率的に処理。
- HYPACK
- 統合型水路測量ソフトウェア